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インタビュー

埼玉県 産業労働部 観光課
総務・物産・民泊　担当　ご担当者様

• キャンペーンの実施背景を教えてください。

  新型コロナウィルス感染症の影響により、全国的に観光需要が減少傾向にある中、我々としては県民が安心・安全に県内の観光周遊を楽しめるきっかけ作りが必要でした。
  
  そこで本県では、彩の国「新しい生活様式」安心宣言に取り組む観光施設等を周遊させることで、県民の方に埼玉の魅力を再発見していただくとともに、新型コロナウィルスにより大きな影響を受けた観光関連事業者の支援を目的とする、スマートフォンを活用した非接触型のスタンプラリー「デジ玉スタンプラリー」を実施することとしました。

• 当社サービスを選んでいただいた理由を教えてください。

  本事業は、スマートフォンやアプリケーションソフト等に係る知識や豊富な事業実績が求められ、価格のみを選定基準とする一般競争入札に適さないとして、プロポーザル形式により委託業者を選定させていただきました。
  
  各企業からも非常に優れた御提案をいただきましたが、PKBソリューションさんから御提案いただいたシステムやデザイン、コスト、過去の実績等から総合的に判断し、今回の事業はPKBソリューションさんへ依頼させていただく運びとなりました。

• 当社サービスを利用して達成・解決できたことはありますか？

  「デジ玉スタンプラリー」については、令和２年１１月７日から令和３年２月２８日までの約４か月間の運用を予定していましたが、新型コロナウィルスの感染拡大により政府から緊急事態宣言が発令されたことに伴い、令和３年１月８日から運営を停止し、残念ながら再開することなく事業を終了するという形となってしまいました。
  
  運営当初から、参加者の方だけでなく、他の市町村等からも非常に評判の良いお声をたくさん頂けていたので、我々としても最後まで走り切りたかったと強く思う事業となりました。また、事業終了後も、利用された県民の方から「非常に楽しかった」、「もっとやりたかった」との嬉しいお声をたくさん頂戴することが出来、これも一重にPKBソリューションさんからお力添えをいただいた結果だと大変ありがたく思っております。
  
  また、「デジタル」版で実施できたことから、県民の方が実際に訪れた観光地点に係る傾向やターゲット層等が分かるビッグデータも取得することが出来たため、今後は当該データを分析するとともに課内で共有し、今後のより良い観光施策の展開へと繋げていきたいと思います。

• 当社スタッフ（営業・開発）の印象はいかがでしたか？

  事業運営前の打ち合わせ時点から、綿密な事業計画を行うことが出来たほか、我々の伝えたい内容も納得いくまで形にしていただくことが出来ました。
  事業運用中も、我々だけでは気付き難い細かな点に対しても、企画がよりよい形となるよう適宜意見や助言等をいただくとともに、トラブルや急なシステムメンテナンスに対しても即座に御対応いただける等、委託業者というよりも同じ「チーム」として一緒に事業に取り組んでいただけている印象が強く、非常に心強いパートナーでした。
  
  今回は、スマートフォンを使用してのスタンプラリーシステムの開発運営として携わっていただきましたが、その他にも、デジタルでの観光プロモーションや告知等にも力を入れているとのことですので、また違った形でも、共にお仕事が出来る機会があれば嬉しく思います。