デジタルスタンプラリー

【スタンプ取得方法】第3回:NFC方式のメリット・デメリットとは?

公開日 2024.12.19 更新日 2024.12.19  作成者 A.N 

【スタンプ取得方法】第3回:NFC方式のメリット・デメリットとは?

 

 

皆さんはSuicaやPASMOなどのICカード決済を利用したことはありますか?
バスや電車などの公共交通機関だけでなく、様々なお店でも利用でき、現在ではスマホでも決済が可能なため、多くの方は利用経験があるのではないかと思います。

 

実はその電子マネーにも使われているシステム【NFCタグ】を使って、ひと味違ったスタンプラリーを楽しむことができます。

 

今回はそんなNFCタグを使ったスタンプラリーについてご紹介致します。

 

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NFCタグの特徴

【スタンプ取得方法】第3回:NFC方式のメリット・デメリットとは?

NFCとはNear Field Communicationの略称で、
ソニーとNXPセミコンダクターズ(旧フィリップスセミコンダクターズ)が共同開発した近距離無線通信技術です。
国際標準規格として承認されており、NFCタグから数cmの近距離にスマートフォンをかざすだけでデータ通信が行われ、スタンプを付与するといったことが可能です。

 

NFCタグ(シール)は電子スタンプ印やFeliCaリーダーなどとは異なり、安価なため導入しやすいことが強みとなっています。
またサイズも12×20mm~50×85mm程度と小さく、厚みも1mm以下の薄型なので、カードや受付、POPカードなど、様々なものに貼り付けることができる点もメリットの1つです。

 

 


 

メリット

①アプリ起動不要で、スマホをかざすだけで簡単に利用できる

QRコードを読み込む為にカメラを起動したり、アプリからアクセスしたりする必要はなく、スマートフォンをポスターやPOPにかざすだけでスタンプが獲得できます。そのため、スマホの複雑な操作が難しい、小さなお子様でも簡単にご利用いただけます。

 

親御さんのスマートフォンをお子様に持ってもらい、直接お子様がかざして体験することでワクワク感を与え、親子そろってキャンペーンをお楽しみいただくことが可能です。

 

②不正が起きにくい

NFCタグに内蔵されたURLに、スマホをかざしてアクセスすることでスタンプを獲得することができるため、第三者へスタンプの獲得URLが漏れることが無く、不正が起こりにくくなっています。

 

そのため、参加者に実際に現地へ訪れて頂くことで、地域や施設の活性化へと繋げることができます。

 

③チェックポイント(スタンプの取得場所)が近い場合でも利用が可能

GPS方式と異なり、位置情報の電波を発信/受信しない為、狭い場所や屋内でも利用が可能です。
小さなシール状なので、同じ建物の中やブース内でも利用できるため、利用シーンを問いません。

 

 


 

 

デメリット

①利用できる端末が限られている

現在販売されているスマートフォンであれば基本的にこのNFCタグが利用できますが、ガラケー(フィーチャーフォン)ではNFCタグはご利用いただくことができません。

 

スマートフォンはiPhoneはXS以以前、Androidは2015年以前に販売されたもののほとんどが対象となっています。
ご利用のスマートフォンがNFC対象端末かどうかは、スマートフォンの公式オンラインなどでご確認いただけます。

 

②NFCタグの購入費用が別途発生する

NFCタグはシール状となっており、ポスターやPOPの裏に貼り付けて掲示します。
そのため、初期費用や月額利用料などに別途300円~×枚数分の費用が発生します。

 

 

NFCタグを使ったスタンプラリーの流れ

 

①スタンプをためて抽選に応募するスタンプラリー

【スタンプ取得方法】第3回:NFC方式のメリット・デメリットとは?

ポスターのイラスト部分の裏側にNFCタグを貼り付けて、その部分にスマートフォンをかざすことで、イラストに関連したスタンプを獲得することができます。
かざすだけの簡単な操作と、イラストと連動したスタンプが獲得できることで、小さなお子様もご家族揃ってお楽しみいただくことができます。

 

こちらのスタンプラリーでは、一定数スタンプをためると抽選に応募ができます。

 

 

②スタンプをためて景品引換えするスタンプラリー

【スタンプ取得方法】第3回:NFC方式のメリット・デメリットとは?

来店、あるいはご購入・ご注文ごとに、NFCタグが貼り付けられたポスターやPOPにスマートフォンをかざして、スタンプを獲得することができます。

カメラやアプリを起動したり、スタンプカードを発行したりする必要がなく、サッとスマートフォンをかざすだけでスタンプを集めることができるので、キャンペーンに参加しやすくなります。

 

一定数スタンプをためると景品と引換えたり、割引を受けることができるので、お店のリピーター作りにも繋がります。

 

 

③スタンプをためて限定動画を視聴できるスタンプラリー

【スタンプ取得方法】第3回:NFC方式のメリット・デメリットとは?

 

来店を促したい店舗にNFCタグが貼り付けられたポスターやPOPを設置します。

参加者は来店時に、ポスターやPOPにスマートフォンをかざし、スタンプを集めていきます。

 

全ての店舗に設置されたスタンプを獲得することで、コンプリートした方にしか見ることのできない限定動画を再生することができます。

 

アーティストや作品のファンにはたまらない景品を用意することで、参加者のコンプリートへのモチベーションをアップさせ、スタンプラリー対象店舗の活性化を促進します。

 

④ワンタイムURL発行機「CocodePit(ココデピット)」を利用したスタンプラリー

 

CocodePit」とは、NFC(近距離無線通信規格)を活用したワンタイムURL発行機器です。 「CocodePit」にスマートフォンをかざすと、 一度だけアクセスできるURLを電源無しで発行します。

 

URLをコピー・転送しても無効となるため、「現地訪問」「商品購入」などの条件を満たしていない不正なキャンペーン参加・インセンティブ取得をブロックすることができます。

詳しくはこちら!(CocodePitサービスサイトへ)

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。
今回は、NFCタグを使ったスタンプラリーについてご紹介致しました。

 

かざすだけの簡単な操作でスタンプが獲得できるので、小さなお子様でも一緒に楽しむことができ、夏休みや冬休みなどの長期休暇中のレジャー施設、イベント会場にとてもオススメです。
また、現地に行きスマートフォンをかざさなければスタンプは獲得できない為、実際に訪れて頂くことで地域や施設のアピールにも効果的です。

ぜひ、ファミリー向けのイベントや観光・周遊対策でご活用いただけますと幸いです。

 

 

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